二宮町防災訓練参加しました

こんにちは事務のマーサコです。けんちゃん先生と息子と3人で3日に行われた二宮町の防災訓練に行ってきました。

避難所開設・運営訓練、給水・自衛隊の炊き出し訓練、ペット同行避難訓練、災害ボランティア開設訓練と盛り沢山なメニューでした。

 

避難所開設・運営訓練

まずは災害現場の実際という講演を聞きました。

もし被災をしたら何が必要か、避難所生活とは、被災地での問題点などです。災害時・災害後の鍼灸のボランティア活動を続けている日本災害医学会 コーディネーションサポートチームの朝日山一男先生(父です)と榎本恭子先生(いつも家族でお世話になっています)による講演でした。近いうちに細かい内容をご紹介できればなと思っています。ちょっと長くなるので今回は様子だけで失礼します。

そして避難所での生活の中で私が最も気になるのはプライバシーのことです。テレビなどで見る避難所生活は見知らぬ人たちと雑魚寝状態で、仕切りは背の低い段ボール。実際はどんなものなのかなと思っていました。今回参加者全員でテント型を設営しました。

 テント型はプライバシーは最低限守られるかなと。

中は大人3人が横になれる(4人だと手狭です)広さですが、生活に必要な物も置かないとならないのでぐっと狭くなるのではないでしょうか。

 段ボールタイプはこちら。床はテント型より厚みがありますが、正直それくらいしか利点はないと思います。丸見えです。もっと高さってどうにかならないのかなあと思いました。二宮ではテント型は100個用意しているそです。できればテントを使いたいですよね。

余談ですが少し調べてみたところ、避難所生活では簡易ベッドの必要性が高いそうです。床生活は足腰を痛め動くのが億劫になったり辛くなったりするので、運動をしたりトイレに行く回数を減らしたりもするそうです。そのために水分補給を控えてエコノミー症候群になったり、脳梗塞、心筋梗塞などの災害関連死にもつながるそうです。そして床に溜まった埃に細菌やウィルスなどが付着して感染症のリスクも高くなるとか。

北海道胆振東部地震では迅速に簡易ベッドが導入されたそうです。全国的にテント型同様、簡易ベッド導入がスタンダードになると良いですね。

 

ペット同行避難訓練

ペットは町立体育館の地下で過ごしてもらうことになります。基本はケージに入れてくださいとのことです。なので普段からケージに入ることに慣れるようお家で練習する必要があるかもしれませんね。この日も何頭かわんちゃんが来ていました。

 動物の種類別にスペースが決まっています。あとは犬用、その他の動物でわかれていました。

 ←ペット避難に必要なもの

災害ボランティア開設訓練

災害が起きた後、自宅の復興作業をすると思います。しかし、多くの手助けが必要です。

町の職員を見かけたらとにかくまずは声をかけてくださいとのことでした。災害が起きた後、困っている人はいないか、何に困っているかを調べるため町内を巡回しているそうです。どんな些細なことでもいいので困っていることを伝えて欲しいとのことです。そして対策本部などにおいてあるボランティアニーズ受付表というものがあるので、積極的に活用してくださいとのことでした。

 そして逆に自分のうちはあまり被災していないので余力があるのでボランテイアをしたいという人も受付てるそうです。

県内外からボランティアが集まること想定し、職員がどのように連携・対応するかを見学しました。受付はとても簡単スムーズで、ボランティアをする側受ける側のマッチングをきちんとしてもらえるので気兼ねなく参加できそうです。

給水・自衛隊の炊き出し訓練

給水訓練では水道局の給水車が実際に来ました。給水に来る際ポリタンクに水を入れて持つのと、リュックタイプの専用袋に水を入れて背負うのと、重さの感じ具合を比較しました。

  

同じ量でも断然背負う方が楽です。一つあると便利ですね。

 

そして楽しみにしていた自衛隊炊き出しカレー。

 訓練中に作っていたので、その様子を見ることはできませんでしたがあまりみたことのない道具が並んでいてワクワクしました。

 息子は「お母さんが作ったのよりおいしい!」と言っておりました(泣笑)。比較的甘めのカレーです。辛口好きの私も美味しくいただきました!!

 

お昼前に訓練は全て終わりました。ものすごく充実した内容でした。

大地震や豪雨・噴火など災害がいつ起きてもおかしくありません。災害への物質的備え、知識の備えは必要だなと訓練を通して今回改めて痛感しました。

そして明日、関東は台風が直撃するので我が家でできることを考えました。

◉庭の飛ばされそうなものを安全な所へ移動する。

◉排水ポンプの準備(我が家の裏庭は水捌けが恐ろしく悪いので)。

◉浴槽に水を溜める(断水に備えて)。

◉懐中電灯を近くに置く。

備えが余分になることはないと思うので今から準備します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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